飲食店でのパート

23歳の時に結婚し、それと同時にそれまで勤めていた正社員の仕事を辞めました。
辞めた理由は勤務時間が長く、遅い時には夜10時を過ぎてからの帰宅もあったからです。

 

主人は私にはなるべく家にいて欲しいと思っている人です。
しかしし高校生の時からアルバイトをしてきて、それからも途切れることなく働いていた為、家にずっといるという考えは私にはありませんでした。

 

実際結婚してパートを始めるまでに少し間が空きました。
友人とショッピングに行ったりお茶をしたり、今まで仕事で出来なかった事も出来るようになったのですが、そう頻繁に遊べるわけもなくだんだんと暇を持て余すようになりました。

 

家にいても家事以外にすることはなく、精神的におかしくなりそうでした。
そんな時に知人からパートを紹介されました。

 

職場は小さなイタリアンの飲食店で、今まで働いていた方が産休に入る為、スタッフを募集していました。
私は今まで飲食店での接客経験はありましたが、和食のお店しかなく、洋食は初めてだったので少し不安がありました。

 

仕事はランチの時間帯だけだったので、コース料理はありますがディナーのように何品も出すことはありません。
小さいお店でシェフは1人だけでしたので、メニューもそれほど多くはありません。

 

席も満員で20席位でしたので、割と早く仕事に慣れることも出来ました。
仕事で一番難しかったのは、常連のお客様の顔を覚えることです。

 

そのお店は常連のお客様がとても多く、一日に何組もいらっしゃいます。
大体いつも同じ料理を注文されるため、最初は全然覚えられず失礼もあったかと思います。

 

しかし少しずつ顔とお名前と料理が一致するようになり、お客様と世間話なんかも出来るようになっていきました。
少し怖そうなお客様とも話せるようになり、パートに行くのが楽しくなりました。

 

スタッフも少人数でしたが皆さんにとても良くしてもらい、人間関係で悩むことは1回もありませんでした。
その後主人の転勤で引っ越すことになり、もうパートに行けないのかと思うと本当に寂しかったです。

 

今思うと、その時の職場が一番楽しかったです。